2013年7月30日火曜日

市政施設見学

7月12日(金)、静岡市主催の「市政施設見学~留学生コース~」に本学のインドネシア人留学生チャンドラさんと市内の日本語学校の留学生が参加しました。この活動は静岡市内に在住の外国人に市政を理解していただくことを目的として企画されました。当日の見学の様子はテレビ静岡のニュースでも放送され、チャンドラさんがインタビューを受けた様子も紹介されました。

見学は「消防通信指令室」、「市急病センター」「沼上資源循環センター啓発施設」「国際交流協会」という順に見学しました。

今回の見学で消防通信指令室と市急病センターがコースにあるのは、東日本大震災後に市民の防災意識が高まったという背景があります。
事故や火事が起きた場合は必ず消防署(119番)に通報することと、いざという時の電話のかけ方も教えていただきました。また、日本語を話せない人には英語で説明する機能の利用や近くにいる日本人にお願いする方法なども紹介されました。

そして、市急病センターでは、診療時間の案内や体調不良の場合の電話での連絡方法や救急車の呼び方などについて学びました。
沼上資源循環センター啓発施設ではごみ処理に関する説明を受けました。
今回の見学で非常事態に遭遇した場合の対策方法について正しい知識を身に付けることができました。また、日常生活において必要な情報をたくさん得ることもでき、参加して良かったとチャンドラさんが話しました。

2013年7月25日木曜日

2013年度ふじのくに留学生親善大使の活動

7月2日(火)、本学の「ふじのくに留学生親善大使」であるカンボジアのラタナさん、ミャンマーのケイさんが島田市内の小学校を訪問し、小学校6年生と交流を深めました。
今回の交流活動の様子は7月3日の静岡新聞朝刊にも掲載されました。

体育館で子供たちの美しい歌声や力強い太鼓の演奏で歓迎されました。その後、各教室で子供たちと仲良く交流し国際理解を深めました。
 カンボジアのラタナさんは資料を使って母国の世界遺産のアンコールワットについて詳しく紹介していました。


ミャンマーのケイさんから寄せられた感想をご紹介いたします。
私は島田市小学校を訪問しました。1112歳の子供たちは立派な歌声で歓迎してくれたので感動しました。交流会の時も母国の文化、歴史、挨拶語などを静かに聞いている様子は自分の小学生時代を思い出しました。この会は偶然なんですが、日本人の子供たちに初めて母国のことを紹介できました。このような交流で互いの国の理解を深めました。いつかきっと両国のために役に立つと確信しています。 (ありがとう、62)

2013年7月23日火曜日

日本語学校留学生が訪問

711日、県内にある日本語学校の留学生たちが本学を訪問しました。
英和大学学生部長より大学・短期大学部などの紹介が行われた後、短期大学部の先生により、日本語を学習するミニ授業を体験していただきました。


そして、留学生センターの業務内容、活動などの紹介の後、該当日本語学校から入学された本学の留学生チョウさんとキョウさんから大学での学生生活について語っていただきました。
 チョウさんに先生方が優しく接してくれること、ホームステイに参加することで貴重な体験を得たこと、サークルの紹介、就職支援などについて述べていただき、大学に入って良かったとの感想でした。


 キョウさんに日本で有名な作家さくらももこさんが、本学の卒業生であることを知った時の感動と英和生であることが誇らしく思う気持ちを語っていただき、昨年度にふじのくに親善大使に任命されたことで国際交流活動の経験も紹介しました。そして、みんなに母国で経験できなかったことを積極的に体験し、異文化交流活動にたくさん参加するようアドバイスをしてくれました。

説明会が終わった後、キャンパスツアーが行われ、食堂、講堂、留学生センター、図書館………新館から本館へ留学生を学校案内しました。図書館でさくらももこさんの作品の展示コーナーを見たりして、晴天なら2階で勉強しながら富士山も見えることを聞いて、みんながじっと景色を眺めていました。


 暑い中、朝早く遠くからお越しいただき本当にお疲れさまでした。これをきっかけに、本学の良さをしっかりと理解していただき、英和の仲間になっていただければ嬉しいです。
ご入学を心よりお待ちしております。

2013年7月18日木曜日

スイカ割り大会、大盛況でした。

710日(水曜日)、留学生たちに様々な日本文化、慣習を知っていただくため、日本人学生スタッフにより企画した「スイカ割り大会」を図書館前の広場で初めて開催することとなりました。猛暑の中にも関わらず、大勢の留学生、日本人学生に参加していただき、イベントがたいへん盛り上りました。

 
事前にスタッフにイベントの準備を手分けしてやってもらい、必要なものを用意してもらいました。そして、当日近くのスーパーで事前に冷やしてもらった2つ大きなスイカを運んできてもらいました。2つのスイカを2回に分けて行うことにしました。
  
留学生にとっては、「スイカ割り」という言葉を初めて耳にすることが多いということもあり、日本人学生スタッフにやり方を実演してもらいながらルールなどを丁寧に説明していただきました。

 そして、いよいよ「スイカ割り」に初挑戦。みんなから熱い声援を受けました。

しかし、なかなかうまく行かず、先生方もついつい手を出したくなりました。そして、ついに成功しました。

やっと食べられてみんな大喜び。冷たくて甘くて暑さも忘れました。


そして、2個目の挑戦が始まりました。ルールの説明の後、早速開始。このように・・・・・・・笑い声が止りませんでした


挑戦者が次々失敗した後、漸くスイカに当たりました。


みんなで美味しくいただきスイカ割り大会が終了しました。


昼休みの短い時間でしたが、留学生たちに日本の夏の楽しいイベントを体験してもらうことができ、嬉しく思いました。猛暑の中のご参加、ご協力本当に有難うございました。

2013年7月16日火曜日

華道交流会開催

73日(水曜日)に、昨年度好評を得た華道交流会を開催しました。インドネシア、フィリピン、ベトナム、中国、日本など、多国籍の学生の参加になり日本文化を学ぶ意欲、熱心さが感じられました。
 


交流会では、泉水先生に生け花の基礎知識を教えていただきながら生け花の実演を披露していただきました。

その後、参加者全員で、一つの作品作りに挑戦してもらいました。先生は簡単そうに美しく作り上げることができましたが、実践してみると先生のように綺麗に活けるのはなかなか難しいということを実感しました。そこで、みんなで力を合わせて先生の教えを思い出しながら切磋琢磨して作品作りを楽しみました。


葉っぱの長さを測り、水切りをし、花を回しながら一番美しく見える角度を探して距離や高さに配慮して活けるよう気配りしました。


今回は男子学生たちも積極的に生け花作りにチャレンジし、泉水先生もたいへん喜んでくれました。生け花の魅力はだれにでも共感できるのでしょう。



「花の輪」から「人の輪」へ、みんなで試行錯誤しながら完成した作品に達成感が感じられ、元気をもらえました。


泉水先生は「日本の伝統文化は作品を、結果としてだけではなく花を生けるという行為を通しての人間形成を大切にしてきました。」とおっしゃいました。 なるほど、生け花作りで日本文化の深さ、素晴らしさに深く敬服をしました。