2013年2月18日月曜日

ふじのくに留学生親善大使の活動 ~中国の方々との交流会~

2012年度本学から3名の留学生がふじのくに留学生親善大使として選ばれ、地域や国際交流に貢献しました。
 201323日島田市日中友好協会が主催、同市のブラザおおるりで行われた「中国の方々との交流会」に本学の留学生親善大使及び留学生が積極的に参加しました。
 交流会はふじのくに親善大使中国出身のキョさん、チョウさんの紹介を終えた後、インタビュー形式でお二人に話しをしてもらいました。



 中国の故郷のことや日本に来たきっかけ、日本と中国の習慣・文化の違い、大学での勉強のこと、将来なりたい職業、日本での暮らしぶり、心に響いた言葉、エビソードの紹介……様々な質問に対して、来日して34年しか経たない二人は流暢な日本語で答えて主催側も来場者も感心しました。


 二人とも日本のアニメが好きで子供の頃から日本の文化に親しみを感じました。そして「日本観光で日本人の親切ともて成しのサービスに感動を覚えました。」とキョさんが語りました。現在、二人とも観光について興味を持ち、「観光の知識を身につけて日本人のサービス、仕事に対する取り組み方を学び故郷や世界に紹介したい。」と将来の夢を述べました。
 また日本の若者にぜひ海外で学ぶことにも挑戦してほしいというメッセージを送りました。

インタビューの後、紹介ゲームや中国語でのジャンケン大会が行われ会場は楽しい雰囲気に包まれ優勝者が賞品を獲得できました。


  島田市民により手作りの昼食やデザートをおいしくいただきながら参加者の親睦を深めました。
        


そして会員さんの太極拳のパフォーマンスを鑑賞し、チョウさんとキョさんに歌を披露してもらいました。最後に参加者全員で「世界に一つだけの花」を歌い交流会の幕を閉じました。

         
 
今回の交流会に県内に在住している日本と中国の大勢の方々が参加して友好交流や相互理解を深めることができました。本学から参加した留学生たちが「静岡県民のやさしさが身近に感じられ、参加してよかった」と語りました。

2013年2月12日火曜日

学習支援・交流の場として役割を果たしました。

2012年度留学生センターでは、学内の先生方や学生の要望に応じて講義・学習・交流や話し合いの場にも努めました。

「異文化の理解」という学習で留学生にインタビューを希望して、センターを訪れた日本人学生に留学生が快く応対しました。
 母国の気候や住まい、生活、方言、ジェスチャー、食事の文化から来日前と後の日本に対するイメージの変化まで、どんな質問でも丁寧に答えてくれた留学生。そして好奇心に満ちて真剣に学んでいる日本人学生の姿が印象的でした。


  来日したばかりの頃日本語の難しさやゴミの出し方、交通ルールの違いなどで戸惑ったこともありましたが、周囲の方々に助けてもらってたくさんのことを教えていただきました。そして来日後、日本人の優しさを肌で感じることができたと留学生が本音を語りました。

  学生の学習支援の他、先生方が留学生の声に耳を傾け留学生との交流を図ることにも協力しました。
 短期大学の留学生と食物学科のゆり先生が打ち解けて話し合うことができて、理解を深め信頼関係を築くことができました。

 大学に入学したきっかけや学生生活の感想、今後の抱負等々の先生の質問に対して、留学生がさり気なく心を打ち明かしてくれました。

 故郷や家族と遠く離れて留学を決意し一人で日本にやってきた留学生に敬意を払うゆり先生が、生活費や学費をまかなうため苦労しながらアルバイトで頑張っている留学生の話しを聴いて涙が止まりませんでした……
 
英和について友達や後輩にどう紹介しますか?という質問に対して「先生たちが温かい、分かるまで教えてくれる。資格が取れる。相談できる。活動がたくさんある……」等々と留学生がこう答えました。最後にゆり先生が夢や目標に向って勉学に励みたくさんの資格を取れるようにぜひチャレンジしてほしいとエールを送りました。

留学生に関心を持ち応援してくださったゆり先生、本当に有難うございました。