2012年12月25日火曜日

忘年会

   時間の経つのが早く感じますが、今年も残りわずかになりました。

  1210日一足早く留学生センター忘年会を静岡市内の留学生のアルバイト先の飲食店で行いました。

ベトナム人留学生がこの店ですでにベテランになって、新人に教えたりして逞しい成長が見せてくれました。

楓祭などの様々な行事を通してみんなで協力し合う中で、深い絆、友情を育みました。年末の忙しい時期で参加できない学生もいましたが、みんな会話が弾み、お互いに国の言葉を覚えようとしてミャンマー語、ベトナム語、中国語、カンボジア語が飛び交って会場が盛り上がりました。また、就職などの情報交換の場として参考になる情報もたくさん得ることができ、楽しい一時を過ごしました。
 
 今年は本学の留学生が学内外においてたくさんの方々にお世話になりました。
  来年も変わらずご支援をよろしくお願いいたします。
  
    みなさん良いお年をお迎えください。

2012年12月18日火曜日

留学生が「未来龍静岡大空凧」に協力

 未来美術家として国内外で活躍中のアーティスト遠藤一郎さんが、「未来龍静岡大空凧」開催のため、来静。県内の大学生、短大生に準備、協力を呼び掛けたことで、本学の留学生が積極的に参加しています。
  
                         1211日に静岡県立美術館で打ち合わせを行いました。

 
          
      
    
 参加者の自己紹介の後、遠藤さんに画像を使用しながら活動紹介をしていただきました。
 
 遠藤さんが多くの人々に夢と希望を持ってもらうために、車上生活をしながら全国各地をめぐり、出会った人々と夢を語り合いその夢を車体に書いてもらい、「GO FOR FUTURE」のメッセージを日本列島に発信しています。



震災があった日本を勇気づけるという狙いで、2012年から「未来へ号」で日本列島を縦断し、メッセージを描き続けました。 

  遠藤さんが、描いた「いっせいのせい」、「ありがとう」という意味を留学生に丁寧に説明しました。「いっせいのせい」は“掛け声”で、震災があっても、日本全体で“次の一歩へ進んでいこう”というメッセージです。
  
 また、震災で国内外からたくさんの支援を頂いたことに感謝の気持ちを伝えたくて「ありがとう」を描きました。

  現在、各地で開催している凧あげプロジェクト「未来龍大空凧」が、日本だけではなく、中国、インド、ブータンなど世界各国でも行われ、その様子を紹介していただきました。




子供からお年寄りまで、年齢に関係なく夢を話し合い、みんなの夢をつなげて、大空に上げて未来へ託します。留学生たちがこの素敵なイベントに感動し、授業やアルバイトの合間に作業やイベントのお手伝いに行っています。

「未来龍静岡大空凧」310日に上げる予定です。是非ご参加ください。

2012年12月13日木曜日

留学生が中学校で人生観を語る

 1116日清水区内の中学校で本学のカンボジア人留学生ラタナさんが中学2年生の「総合学習:日本に来ている外国の人の人生観を学び、自分の生き方に生かす」というテーマの授業で外国人講師を務めました。

 
講師の紹介をして、2年生全員で国紹介クイズを楽しんだ後、各教室に別れ授業を行いました。

                     
 

   ラタナさんの授業は、カンボジアの言葉での自己紹介から始まりました。「ラタナ」という名の由来や家族について語ったりクメール語を書いて見せたりした後、中学2年生を『カンボジアを訪れた観光客』に見立ててカンボジアの位置・自然・気候・民族・歴史・文化・世界遺産等を紹介していきました。

  そして、ラタナさんは子ども時代の事や、日本の留学及び学生生活、ボランティア活動などを語り、家族に寄せる思いと「自分が生まれ育った社会への貢献」という夢を語りました。




   中学生達と楽しくやりとりし、最後はカンボジア語で「ありがとう」「さようなら」の挨拶で講義を終わらせました。

  ラタナさんの思い、生き方はきっと中学生にとっていい刺激になったでしょう。
 今回の授業でお世話になった方々に心より感謝いたします。

2012年12月5日水曜日

就職体験談

  日本で就職を希望する留学生を支援するため、1122日に本学の日本人学生水野さんを招き就職体験を紹介していただきました。

  水野さんが大企業に内定されたことから、情報の収集方法、エントリー、企業研究、筆記・面接試験などについて自分自身の就職体験を詳しく語っていただきました。人気の大企業に多数の応募者が集まり、その中でグループ面接などを勝ち抜いて最終的に個人面接を無事通過した水野さんの実体験から、たくさんのヒントをいただけました。そして、水野さんのお話を聴かせていただいた留学生たちがたくさんの質問をし、真剣に聴く姿が印象的でした。




   素晴らしい体験談を聴かせていただいた留学生たちに、嬉しい変化が現われました。特に大学3年生や短大1年生の留学生たちも就職活動の時期や流れなどが分かるようになり、就職活動に対して、積極的に取り組むようになりました。情報収集を行ったり、県内外の企業説明会や面接会に出かけるなど、意欲の高さが伝わってきました。

失敗を恐れず強い心で自信を持って挑戦していただけるよう応援していきたいです。

2012年11月14日水曜日

楓祭リポート


 113日(土)4日(日)本学で開催された楓祭に、各国の留学生たちに協力していただき、展示と模擬店出店に初参加しました。
          
              
 楓祭の前日、センターでは3つのグループに分かれて着々と準備を進めました。

 2日のお昼からは、中国やミャンマーの留学生たちは水餃子作りの準備、男子留学生はテントの設置、学生協力スタッフにより各国の留学生が作ったポスターの展示などで大忙し。
    
         
        
                      

   
  それ以外にも、ベトナムとスリランカの留学生たちは母国料理の出店のため、買い出しや料理の下拵えに大わらわでした。
                         
 3日の朝、みんな朝早く模擬店に集まって、ベトナムの生春巻き、中国の水餃子を作りながら販売開始しました。また、スリランカ料理のカツレツも初デビュー!
                       
                         
                           
                          
          
                           
                           
 各国の留学生と日本人学生が協力し合って一丸になって商品のアピールをし、移動販売も積極的にチャレンジ!
                               
            

 スリランカやフィリピンの留学生が民族衣装で祭り気分をアップ◎

               
 留学生たちの手作りの料理が大好評!リピーター客が続々・・・・・・

               
                

 一方、展示のほうはカンボジア、フィリピン、ミャンマー、韓国など、八つの国を紹介するポスターを掲示しました。子供から年輩の方まで見に来ていただき、嬉しく思います。また、年輩の方から留学生に昔の日本の暮らしも教えていただき、勉強になりました。

            
    

               

 初日が好調でみんなの励みになり、最終日のお客さんがより多くなることも予測できたこともあり、疲れをとる暇もなく、次の日の材料の準備や下拵えに追われました。
                  
 翌日、“春巻き、カツレツ”初日より倍近く多めの準備で臨みました。
 みんなで力を合わせて全ての商品が完売できました。

                 
                
                 

 留学生センターとして初めての楓祭の参加でしたが、みんなで楽しく行うことができました。そして今回の行事を通して、団結力も高まり、絆を深めることもできました。有意義な学生生活にもつながっていくでしょう。


 本学の留学生は生け花や琴も積極的に学んでいて、その数々の作品、成果は楓祭でも披露しました。

               
      
                 
  日本の文化を一杯体験し、将来日本と世界の架け橋になってほしいです。

                   

2012年11月1日木曜日

御前崎市ホームステイに行ってきました。

  2012102021日の二日間、本学12名の留学生が国際交流のため、初の遠出をして、御前崎市で予定された「留学生との交流会」に参加し、ホームステイも初体験しました。
 20日の朝、お天気にも恵まれ、みんなわくわくして朝早く迎えに来てくださったバスに乗って出発!


11時過ぎ、御前崎市イベント会場に到着。当日、イベントで賑わっている広場で地元の高校生の吹奏楽演奏を見学の後、地域の子供たちにチョコレートを配りました。また、市民と楽しい会話を交わしながら交流を深めました。




                   
                  そして、いよいよ留学生の出番です。
   
        

              素敵な民族衣装を披露して観客を魅了しました。


  
  午後の御前崎市観光でなぶら市場、灯台、海などに行きました。美しい景色にみんな感動しました。



 夕方、ホストファミリーと対面の時間がやってきました。それぞれのファミリーが自分の子供のように温かく迎えてもらいました。






 どの家でも持て成しのごちそうをしていただいたり、楽しい会話を弾みました。 
 中にお気に入りの料理屋につれってくださったり、カラオケをやったりしてとっても楽しいひと時を過ごしました。各ファミリーと一緒に過ごしたことで、留学生にとっては久しぶりに家族の愛を感じたのでしょう。



                 二日目、浜岡原子力館を見学しました。


            スタッフに丁寧に説明をしていただき、勉強になりました。






   その後、みんなで腕をふるって感謝の気持ちを込めて母国の自慢の料理を作りました。






         各国の留学生たちが料理の紹介をして、みんなでおいしくいただきました。


                 こうして二日間交流会の幕を閉じました。

  今回の国際交流で留学生たちは貴重な経験を体験でき、最高の思い出になったでしょう。


   留学生の感想をご紹介いたします。

 ・初めて日本のお坊さんのお宅に泊まりました。ホストファミリーがとってもやさしくて本当に楽しかったです。

 ・ステージで緊張してドキドキしました。子供たちにチョコレートを配るのも初めての経験でした。みんなかわいくて市民もやさしかったのでよかったです。 
  
 ・久しぶり家族の愛を感じました。灯台、海・・・最高の景色でした!
  まだ、遊びに行きたい。


  
   留学生センター通信No4にも交流会の様子を紹介しましたので、ぜひご一読ください。

最後に今回の交流会でお世話になった御前崎市国際交流協会の方々に心から感謝いたします。