「アースカレッジ」とは地域の学校という意味で、国籍や世代、専門を超えて皆で、地球のこと、未来のことを学び、考えることを目的に年一回開催されるものです。
今回のイベントでは、本学の留学生は8日(土)の「ふじのくに留学生親善大使と遊ぼう」、9日(日)の「正しい中国を知ろう」の2つの講座の講師を務めました。
「ふじのくに親善大使と遊ぼう」の講座には、中国、べトナム、ベナン等のコーナーを設置され、それぞれの出身国の留学生が様々な資料を使って母国の文化を紹介しました。本学のベトナム人留学生ハンさんとフォンさんが素敵な民族衣装を纏い、ベトナムコーナーを担当しました。国旗や言葉から食文化、観光スポットに至るまで来場者に紹介しました。時には参加者から質問を受けたり、楽しく会話を交わしました。
そして、中国のバラさんも美しい民族衣装を纏い、故郷のモンゴルの生活振りを来場者に語りました。バラさんの家は、3つの広大な草原を持ち、小さい時から家族で牛から牛乳を絞っていたことや、自家製のチーズの作り方等用意した写真を使って熱く語りました。
異文化に興味のある来場者たちからの色々な質問に留学生たちが丁寧に答えました。文化の違いを改めて感じられた一時でした。
そして、9日(日)の「正しい中国語を知ろう」の講座では、本学の中国人留学生シャさんが講師を務め、他のメンバーたちと一緒に中国語に興味のある参加者と楽しい一時を過ごしました。
シャさんから寄せられた感想です。
「当日の朝、大雨でした。お客さんが来られるかなと心配しましたが、十何名のお客さんが大雨でも来ていただきました。本当に感動しました。講座の前半で、中国語での自己紹介を教えました。後半では、早口言葉を日本人と一緒にやりました。みんなの真剣な顔を見て、やる気がますます沸いてきました。講座は1時間でしたが、本当に短いと思いました。また、機会があれば、もっともっとやりたいと思います。」
この他、本学の留学生がイベントのボランティアスタッフとしてお手伝をしました。
今回のイベントを通してふじのくに留学生親善大使たちは静岡県民との友好交流を深められたと同時に、留学生たち自身の成長にもつながったと感じました。普段の学生生活と違って多くの人と関わることによって、日本のことを更に知ることができ、将来、日本と母国のために役立つ人間になれると期待しています。イベントに関わる全ての方々、本当にお疲れさまでした。
0 件のコメント:
コメントを投稿