2013年7月16日火曜日

華道交流会開催

73日(水曜日)に、昨年度好評を得た華道交流会を開催しました。インドネシア、フィリピン、ベトナム、中国、日本など、多国籍の学生の参加になり日本文化を学ぶ意欲、熱心さが感じられました。
 


交流会では、泉水先生に生け花の基礎知識を教えていただきながら生け花の実演を披露していただきました。

その後、参加者全員で、一つの作品作りに挑戦してもらいました。先生は簡単そうに美しく作り上げることができましたが、実践してみると先生のように綺麗に活けるのはなかなか難しいということを実感しました。そこで、みんなで力を合わせて先生の教えを思い出しながら切磋琢磨して作品作りを楽しみました。


葉っぱの長さを測り、水切りをし、花を回しながら一番美しく見える角度を探して距離や高さに配慮して活けるよう気配りしました。


今回は男子学生たちも積極的に生け花作りにチャレンジし、泉水先生もたいへん喜んでくれました。生け花の魅力はだれにでも共感できるのでしょう。



「花の輪」から「人の輪」へ、みんなで試行錯誤しながら完成した作品に達成感が感じられ、元気をもらえました。


泉水先生は「日本の伝統文化は作品を、結果としてだけではなく花を生けるという行為を通しての人間形成を大切にしてきました。」とおっしゃいました。 なるほど、生け花作りで日本文化の深さ、素晴らしさに深く敬服をしました。

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